さまざまな人権団体

世界各地に、人権を保護し、人権侵害を終わらせるために尽力する多くの団体があります。主な人権団体は、政府レベルと草の根レベルの両方で人権侵害を調査・記録し、是正を呼び掛ける広範なウェブサイトを持っています。一般市民からの支持を得ることと人権侵害を非難することは、こうした団体の活動の成功にとって重要です。なぜなら、人権団体が最も影響力を行使できるのは、彼らが呼びかける改革が、市民からの強力な支持に後押しされる時だからです。以下にそのような団体をいくつか紹介します。

民間団体

世界的に見て、人権の擁護者は政府の役人ではなく市民であることがほとんどです。特に、非政府組織(NGO)は人権問題に対する国際社会の関心を集める上で重要な役割を果たしてきました。

NGOは政府の行動を監視し、政府が人権の原則に従って行動するよう圧力をかけます。

これらのグループのいくつかは、そのウェブサイトの情報に基づく説明とともに、以下にアルファベット順に挙げられています。

アムネスティー・インターナショナル(Amnesty International):

アムネスティー・インターナショナルは、すべての人のための国際的に承認された人権を求めて活動する人々から構成された、世界規模の運動です。150ヵ国以上に220万人以上のメンバーと購読者を持つアムネスティーは、調査を行い、重大な人権侵害を防いだり、終わらせたりするための活動や、人権を侵害された人のために正当な扱いを求める活動を起こしています。www.amnesty.org

児童擁護基金(Children’s Defense Fund、CDF):児童擁護基金は、すべての子供に平等な機会が与えられるのを確かにするために活動する子供の擁護団体です。CDFは、子供を貧困から解放し、虐待と放置から守り、ケアと教育を子供が平等に受ける権利を確かにする方針とプログラムを支持します。www.childrensdefense.org

人権活動センター(Human Rights Action Center):

人権活動センターは、ワシントンDCを拠点とする非営利団体で、ジャック・ヒーリーをはじめとする世界的に著名な人権活動家や人権指導者がその主要メンバーです。このセンターは、世界人権宣言に関わる問題に取り組んでおり、人権侵害を阻止するための新たな戦略の導入と開発、およびその発展のためにさまざまな手法と技術を導入しています。人権活動センターはまた、世界中の人権活動グループの発展を支援しています。www.humanrightsactioncenter.org

ヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch):

ヒューマン・ライツ・ウォッチは世界中の人々の人権保護に専心しています。人権侵害に対する調査と暴露を行い、侵害者の責任を追及し、侵害を中止させるために政府機関や当局に抗議し、国際人権法を遵守します。www.hrw.org

国境なき人権(Human Rights Without Frontiers、HRWF):

HRWFは人権の分野での監視や調査、分析と、国家および国際レベルでの民主主義と法の原則の促進に焦点を当てています。www.hrwf.net

全米有色人地位向上協会(National Association for the Advancement of Colored People、NAACP):

NAACPの使命は、すべての人の政治的、教育的、社会的、経済的な権利の質が高く保たれるようにし、人種間の憎悪と人種差別を根絶することです。www.naacp.org


サイモン・ウィーゼンタール・センター(Simon Wiesenthal Center):

ユダヤ人によるこの有名な国際人権団体は、世界を一歩一歩着実に正していくことに専心しています。同センターは反ユダヤ主義、憎悪、テロリズムに立ち向かうこと、人権と人間の尊厳を促進し、イスラエルを支持し、世界中のユダヤ人の安全を守り、未来の世代にホロコースト(ナチスによるユダヤ人大虐殺)の教訓を伝えることで変化を生み出します。www.wiesenthal.com

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